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古くて、新しい米沢を発見!

古くて、新しい米沢を発見!:画像

遠藤英先生製作の「米沢城下の模型」


下のPDFでは拡大して見ることができます。
P8300008.pdf


先日、鷹山大学主催の「米沢城探検」に参加してきました。
講師はご存知、九里学園教諭の遠藤英先生です。
始めに、現在の地図に古地図を重ね合わせたジオラマで概要の説明がありました。
いざ!戦になった時に備えて城の向きを変え、「鶴翼の陣形」で町を構成し、考え得る全ての要素を盛り込んだ緻密な計算と各所に効果的に家屋・家来を配置して町全体がまさに要塞の様です、三又、生活に必要な治水と利水の素晴らしさ。測量機器も大型機械もなかったのに現代でも通用する設備になっていて、ただただ驚くばかりです。城下町としてお手本とも言える素晴らしい町並みに今まで何気なく見ていた景色が、戦国絵巻の様に目の前に鮮やかに広がりました。
その後、町に出て実際に堀跡や川、道、町並みを見て回りました、実際に見て回ることでその大きさを実感しました。前日までの曇天が嘘の様な晴天の中、時の経つのも忘れて歩き回り、次の日は少々足が重くなりましたが、米沢の語源になったお社や三の丸跡など再認識することが多くとても楽しいひと時でした。
現在放送の大河ドラマでは、人となりや偉業がクローズアップされ、お陰で米沢が歴女で賑わい活気づいたのは喜ばしいことですが、四百年後の現在でもそのままに暮らしていけるこの米沢を創った「直江兼続」の本当の凄さはこの町を見なくては語れないと思いました。そして、こんな素晴らしい町に住んでいる事を誇りにしたくさんの人にこの素晴らしさを発信して行きたいと思います。
今月26目には「夜の川中島」があります。春の川中島とはまた趣が違うのではないでしょうか。こちらも楽しみですね。
特派員 あらいぐま(昭和59年卒)

2009.09.17:[同窓生の今/メッセージ]

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